
玄奘三蔵を初代住持とする大慈恩寺に、心魂と呼ばれる格闘僧で構成される諜報部隊が存在した。
彼らは一様にその目を布で覆い隠し、腕には輪廻転生を表す蛇の刺青、その存在を闇に溶け込ませ様々な情報収集を行なったという。
中央の朱雀門街を挟んで、左街に54坊と東市、右街に54坊と西市、総計110の坊市からなる条坊都市、長安。最盛期には人口100万人とも言われる大都市に発展し、さまざまな人種・宗教の混在する国際都市として栄えた。
そんな長安で起こる様々な小事件についての話です。
実在の人物も登場しますがフィクションです。時代考察や官職その他がおかしいことが十分にあり得ます。すいません。
現状:六話目update

千年前のある日、カラコラムに巨大な洪水が発生し、古代文明の都市が一度に水没してしまう事件が起きる。そしてその水は瞬く間に凍りつき巨大な氷河を作り、脱出できなかった幾多の古代人は都市の中に閉じ込められたまま最期を迎えてしまう。一部の生き残った古代人達は氷河の隅の狭い谷に腰を据え、いつかは帰る自分達の都市を思い描きながら生活をしているという。quote from:シルクの何か
カラコラムにほぼ何の説明もなされずに存在する古代遺跡について。時代は紀元前3世紀ごろ、古代遺跡である都市が繁栄の絶頂から滅亡していくまでの過程です。
正直、殆どシルクと関係ねーじゃんって話になりそうな予感です。
現状:六話目update
参考:
歴史学の現在 古代オリエント 前田 徹 ほか 著
Wikipedia:イシュタル
Wikipedia:カラコルム山脈

荒地である西域に棲息する野蛮な部族で、小さな体躯をしており、その顔は妖怪のように恐ろしい顔をしている。元々は善良な存在であったのだが、彼らを妖怪扱いした人間たちに迫害を受け、野蛮な性格へと変貌してしまった。両手に持った短刀で、無防備な商人や旅人を攻撃する。
土鬼について書いてみました。上記のように唐代に中国で土鬼という存在があったと伝わっているかどうかは知りませんが(多分伝わってないでしょうが)、仮に伝わっていたとして、やはり彼らも一蛮族として唐との交流もあったでしょうし、時にはいざこざも起こしつつも独自の生活や共同体の文化があったはずです。そのあたりについてを彼らの視点も交えて、できるだけ史実っぽくしてみたいと思って書きました。とはいえ、ゲーム内キャラクターや魔法とか出てきますが。
時代は唐最盛期といわれる玄宗皇帝代になって少し後です。舞台の敦煌にとっても最盛期であり、数多くの交易商隊が行き交った時代を想像してみました。中国の歴史に関しては全くの素人なので、あからさまにおかしな設定や記述が多く見られると思いますが、生暖かい気持ちで、暇つぶしにでも読んで頂けたら嬉しいです。
管理者:gre / @黄河